コージー(Cozy)は英語で「居心地がいい」という意味。ほとんどは女性向けに描かれたライト・ミステリで、謎解きに挑むのが素人探偵であること、田舎町などのごく狭いコミュニティのなかで事件が起こることなどが特徴。謎解きはもちろん、事件の合間に登場するお茶やお菓子、レシピも読みどころのひとつです。
コアなミステリ通からは、ぬるい、と一蹴されそうだが、私はコージー・ミステリが大好きだ。だってコージーなら、香り高い紅茶やコーヒーをいれ、美味しいお菓子を準備して、ふっかふかのソファ(うちにはないけど)に寝転がって読めるのだもの!凄惨で血だらけのすごい殺人現場なんか読んでたら、せっかくの特製クッキーだって味がわからなくなっちゃう。
コージー・ミステリは、毎日忙しく働いて一所懸命やってる私たちが、ほっと一息つけるティーブレイクの強い味方。特に食べ物が出てくるコージーは最高!『桃のデザートには隠し味』に登場する、生姜風味のピーチコブラーの味を想像しながら飲むコーヒーのなんて美味なこと!読み終えてすぐにコンビニに走って、ピーチ味のお菓子を買って来てしまった(笑)大上段に 構えた大作や人間心理をぐさっとえぐる問題作を読むのも読書の醍醐味だけれど、疲れた心と頭を休ませたいと思ったら、 極上のティーブレイク、コーヒータイムが必要。そんな時はコージー・ミステリに限ります!